マナーの達人〜食事01家庭版〜

 常識として知っているはずのマナーですが、意外と迷うこともあります。
 身近な日常的な作法から、知らないと恥をかくルールまで、社会人として、家庭の主婦として、知っておくべきマナーやルールを数多く紹介していきます。
 マナーは実は長い年月をかけて形成されてきたものがほとんどで、単に覚えるだけではなく、その成立理由まで知ろうとするとますます興味深くなります。
 マナーやルールは、人間関係をスムーズにして、私たちの適度な潤滑油となってくれます。

1. 食事の基本マナー

食事は「楽しくいただく」ことが一番大切なことです。まさしく、楽しく食事をするための基本的なルールが食事のマナーなのです。このルールは家庭の食事の場合でも外食の場合でも守らなければならないもので、守ったほうが良いものでもあります。家族一緒の食事は、子供たちが自然にマナーを身につける大切な場でもあります。日ごろの食事の場でマナーを身につけましょう。

2. ご飯茶碗と汁碗の置き方

食べる人から見て、「ご飯茶碗は左、汁碗は右」に置きます。汁碗はこぼしやすいため、利き手の側(右手)に置いた方が安全に扱えるという理由からといわれています。このような考えはお菓子を添えてお茶を出す場合も同じです。

3. 正しいはしの持ち方

4. やってはいけない「はし使い」

5. ご飯の上手なよそい方

ご飯が炊けたら濡れたしゃもじで底の方からすくうようにほぐしておきます。ご飯を盛るときは、茶碗の八分目くらいを目安に、真ん中を少し高くしてふわっとした感じによそいます。
上から押し付けたり、しゃもじについたご飯粒を茶碗の端でこそげとったりすることはやめましょう。

6. 刺し身のわさびやつまの扱い方

わさびを醤油の中でとかしている人は多いと思いますが、本来わさびは刺し身の上に少し取ってのせ、くるむようにして醤油につけて食べます。
つまは、刺し身と交互に食べると、新鮮な感覚で次の刺し身をいただくことができます。

7. お頭付きの魚、頭の向きは右、左

魚は、食べる人から見て、左に頭、腹が手前、尾が右に向くように盛りつけます。理由はお頭付きの魚は、頭に近い方から尾の方に向かって食べ進めているので、頭が左にあると食べやすいからです。

8. 鍋料理にもルールあり

鍋料理の基本として次の3点あります。
その1つ目は、具を取るはしやお玉があれば、必ずそれらを使い、自分のはしで具を取ったり、皿に取らずに直接口に運んではいけません。
2つ目は、好きな具を取るために鍋の中であちこち探したり、取った具をまた鍋に戻したりすることはやめましょう。
3つ目は、自分の好きな具ばかり取ったり、取り皿にいくつも具を乗せることはやめましょう。

9. お椀のフタが取れない

無理なく美しく開ける方法は、フタのつまみを右手で持ち、お椀の淵を左手の親指と人差し指、中指で挟むようにして押すと、簡単にとれます。

10. ご飯のお代わり

お代わりのときは、はしと茶碗を置いてから両手でご飯茶碗を持って差し出します。ご飯がよそわれたら、両手で受け取り、いったんテーブルに置いてから、はしを持っていただきます。待っている間は、ほかのおかずに手を出してはいけません。

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